自宅で手軽に授業が受けられる「オンライン塾」。便利そうで気になる反面、「ネットの塾って意味があるの?」「従来のリアルな塾に比べて指導が手薄そう…」といった心配ごとから、踏み出せないという人も多いのでは。

わが家では中学生の下の子が実際にオンライン塾(一般塾のオンライン校)を利用中なのですが、結論から言うと、とてもいいです! デメリットを上回るメリットがあり、人間関係の悩みが皆無で、周囲に成績がバレることもないため、わが子にはとても合っています。成績も上々です。

以下、経験を踏まえて、オンライン塾について詳しく解説していきますね。ネットを使った自宅学習サービスへの入会を検討されている中学生の保護者の参考になれば幸いです。

エヌ田

中学校時代、地場の塾にリアルに通っていた上の子のケースとの比較しつつ説明していきますね!

リアル塾VSネット学習、目的や環境で選ぼう

まず先にお伝えしておきたいのですが、私は誰もかもに手放しでネットでの学習をすすめたいわけではありません。学習の目的が高校受験定期テスト対策にある場合、「地域の塾に通えるのであればそれに越したことはない」と考えているからです。

高校受験は情報戦。地域の塾の講師が持つ「志望校に関する豊富なデータ・経験をもとに、一人ひとりに合わせた戦略を考えてくれる」という価値は大きくモノを言います!

また、定期テストのスタイルは中学校によって異なるので、通っている中学校の定期テスト対策に特化した学校近くの塾に通うほうが評定は上がりやすいんですよね。

エヌ田

福岡市立中でいうと、そもそも定期テストの時期が学校によって異なります(2学期制/3学期制が混在するため)。試験の難易度もまちまち…

とはいえ…

  • 部活が大変で通塾が負担
  • 送迎ができないので通塾が不安
  • そもそも近くに塾がない
  • 本人の不安感が強く行きたがらない(←わが家がそうです)
  • 外国に住んでいる

といった理由で、リアルな塾に通うことが難しいご家庭もありますよね。そういう場合、ネット学習サービスを利用して自宅で勉強するという手段は、かなりアリです!

エヌ田

コロナ禍を経験した現在の中高生はオンライン授業に慣れているので、案外スルリとなじみます

ちなみに学習目的が高校受験や定期テスト対策でない場合は、リアルな塾にこだわる必要は特にないと思っています。

そもそも「オンライン塾」って?

オンライン塾とは、文字通りオンラインで受講できる学習塾のこと。中学生・高校生向けのネットを活用した学習サービスにはタブレット通信講座や勉強用アプリなどいろいろありますが、オンライン塾もそのひとつです。

中学生ネットで塾
中学生のわが子がオンライン塾の授業を受ける様子

オンライン塾の種類は?

オンライン塾にはさまざまな種類があり、まずはざっくりと下記の4タイプに分かれます。

  • 双方向リアルタイム型(集団)…学研オンエア、ベネッセ「エベレス」、英進館、全教研など
  • 個別指導型…トライのオンライン個別指導塾など
  • 映像授業型…東進オンラインなど
  • 教材+個別コーチング型…atama+オンライン塾など

それぞれの特徴をかんたんに比較すると…

  メリット デメリット
 双方向リアルタイム型(集団)双方向の指導コストは高め
個別指導型双方向の丁寧な指導コストが高い
 映像授業型トップ講師の授業が視聴できる。コストが低い傾向双方向ではなくサボってしまう子も
教材+個別コーチング型本人に最適化された学びができる自己管理は難しめ

なお、わが家の中学生は、双方向リアルタイム型(集団塾)を利用しています。リアルな塾のネット版というイメージで、「決まった日時に双方向のライブ授業が開講される」タイプですね。こうした 双方向リアルタイム型(集団塾)は…

  • 計画通りの自学が苦手で「いつでも見られる」映像授業だと続かない
  • 生身の教師に質問に答えてもらいながらリアルタイムに指導してほしい
  • とはいえ個別指導や家庭教師は予算的にも厳しいかなぁ…

という家庭に向いています!

オンライン塾の費用の相場

ネットで塾費用が心配

オンライン塾の費用感はケースバイケースではありますが、同等のサービスが受けられるリアルの塾よりは安い場合が多いです。私の大雑把な印象では

・個別型>リアル塾のオンライン校(=リアル塾と同額)>オンライン専門塾>映像授業型

というイメージです。とはいえ、「映像授業型に自習室サービスや個別コーチングなどのオプションをつけると個別塾と同等の価格になる」など、サービス内容によってだいぶ変わってきます。

また、入会金テキスト代テスト代長期休みの講習代は別という塾もあるので、公表されている金額だけでの単純比較ができなかったりするんですよね。というかそれ以前に、料金を公開していない塾も多いですし。

エヌ田

資料請求無料体験する人以外には伏せてるヤツ

なので、気になる塾があったら、資料請求したり無料体験を申し込むなりして、直接聞いてみるのが一番だと思います!

資料請求後にメールや電話などで勧誘が来るケースもありますが、メジャーな塾やすでにある程度地域に浸透している塾なら「断ったのに何度もかかってくる」といったことはないです。

エヌ田

塾側も自ら「しつこい」と悪評が立つようなことはしません

なお、オンライン塾のリストや資料請求・無料体験の申し込み方法については近日中に別記事としてまとめる予定です。

・atama+オンライン塾の申し込み方法はこちらの記事で紹介しています

中学生によるオンライン塾体験談

さて、ここからは、わが家の中学生の下の子(新中2)が1年間オンライン塾を利用してみた詳細と感想を連ねていきますね。

中学生のスペック

わが子の現在の成績は学年で「中やや上」くらいですが、英語を除外して見るとそこそこ上の方なんですよね。苦手な英語の点数がズドンと低くて、全体の足を引っ張る形になっています。

エヌ田

文法の理解があいまい&語彙力もないのに復習を置き去りにした結果「英語の先生、何言ってるかわかんない」状態になっています

わが子の入塾のきっかけ

ウチの下の子がオンライン塾に入った理由は、ズバリ「本人がインドア派すぎて、リアルな塾に強い拒否感があったから」。

この子は小学生のころから自宅でゴロゴロするのが大好きで、勉強はおろか習いごとすらやりたがらない子でした。とはいえ宿題だけはギリギリ(提出日の朝とかに )やっていたので「まぁいいか」と目をつぶり、好きにさせていたんですよね。

放課後は動画三昧

しかし中学入学前の春休み、私は考えた。

エヌ田

このままではこの子は、中学では置いていきぼりになるのではないだろうか…

なぜなら、中学校での学習内容は小学校よりグンと難しくなるからです。しかもウチの校区は教育熱心な家庭が多く、学力が高い生徒が大勢いるんです。家で一切勉強をしないウチの子が平均点以上を取ることは難しいと思われたんですよね…。

(もちろん、どんな環境でも学校の勉強だけでいい成績がとれる「ものすごくできる子」もたまにいますが、ウチの子はそこまで突き抜けた頭脳の持ち主ではない)

そこで、劣等感を植え付けたくないという私のエゴから「塾に通いなよ」と猛プッシュしたのですが、拒否感が尋常ではなく、励ましても脅しても(w)ガンとして受け付けなかったんですよね。

エヌ田

進研ゼミは昔一度やってみたけどすぐやめたし… すぐケンカになるから私じゃ教えきれないし。どうしよ

そんな時に知ったのが、上の子が通っていた塾のオンライン校の存在!

エヌ田

自宅でタブレットでできるならハードルが低いし、これならできるかも!?

幸運なことに、本人も「家でできるならやってみようかな」と言い出したので、気分が変わらないうちに速攻で春の無料体験に放り込み、今に至っています。

「atama+オンライン塾」も検討中

[2025年4月中旬追記]現在、オンライン塾の乗り換えを検討中なのですが、候補のひとつ「atama+オンライン塾」についての詳細をこちらの記事にまとめてみました。下記無料体験レビュー記事とあわせ、よろしければご参考にどうぞ。

乗り換えを検討している理由も記事中にまとめています!

利用中のオンライン塾の実際

中学生のわが子が利用しているオンライン塾(地場の塾のオンライン校)では、リアルな校舎で展開されている授業と同じ内容を、同じテキストを使ってリモートで受講できるシステムになっています。

決まった曜日の決まった時間に、ネット上に設けられているバーチャルな校舎のなかの「教室」スペースに入って待機。講師が入室すると、授業スタートです。

エヌ田

生身の先生と双方向でやり取りするシステムなので、程よい緊張感を保てます!

画面には生徒一人ひとりの様子が映し出され、講師からもバッチリ見えるので、むしろ、リアルな塾の後ろの席にいるよりも臨場感があるほどです。

授業中に当てられることもあるので、気は抜けません。リモートといえど高い集中を強制される環境です。

ネットで塾のイメージ

なお、授業は毎回実施されるわけではなく、テストの日があったり、定期テスト対策として自習+質問受付というスタイルで展開されることもあります。

利用してわかったオンライン塾のメリット

次女OK

次に、実際に1年間利用したうえで実感した、オンライン塾のメリットをご紹介します。一部、わが子が入っている双方向リアルタイム型(集団)にしか当てはまらないものもありますが、ご容赦ください。

通塾時間・距離がゼロ!

忙しい中学生にとって、通塾時間、距離がゼロというのは大きなメリットです。通塾にバスや電車が必要な場合、交通費も浮きます。部活やクラブチームなどとの両立も可能です。

エヌ田

上の子が中学生のときは、猛暑のなかの運動部の活動でクタクタなまま塾に行っていたので、体がもつのか心配でした…

送迎する必要もないので、親もラクですね!

暗い夜道も荒天でも心配無用

ついこの間まで小学生だった子が、夜10時近くに徒歩や自転車でひとりで帰宅するって、相当オソロシイことです。

エヌ田

上の子のときは、塾の帰りが少し遅くなっただけでも心配でドキドキしてましたわ

塾帰りの夜道

さらに、ウチの上の子には「塾通いによって夜間外出に関する感覚がズレる」という弊害も出ました。塾がない日にも10時くらいまで遊びたがるようになってしまい、よく衝突したものです。

エヌ田

慣れきってしまって「夜に出歩くと危ない」という認識がなくなるんですよね。本人は「ウチのお母さん厳しすぎる」くらいにしか思っていません

万一わが子に何かあったら…。心配性な私は、考えるだけで胸が潰れそうになります。この点、下の子のオンライン塾ではそうした不安がなく、気持ち的にラクでいいです!

感染症などを移し合う心配なく出席できる

リアルな塾の場合、「熱は下がって本人元気だけどまだ咳が出てる」ような状態の子どもを行かせるかどうかは、悩みどころですよね。受験直前の時期だとなおさらです。

ですがオンラインならみんな画面の向こう側! 「ほかの人に移すかも?」と気を使う必要がなく助かります。

欠席した際の授業動画をあとで視聴できる

サービスにもよりますが、ほとんどのオンライン塾で、あとから授業動画の視聴ができるシステムを採用しています。「ひとりだけ勉強が遅れちゃう」と焦ることなく気軽に休めるので、いいなと思う大きなポイントです!

エヌ田

部活で遅くなったり、大会で欠席してもあとで視聴すればOK

上の子のときには、リアルな塾を仕方なく休む際、どうしても「この日の塾代もったいないな」という気持ちになっていましたw オンラインなら後で都合のいいときに授業を見られるので、そんな「もったいない」はありません!

・そもそも映像授業型は好きな時間に受講可能

補足ですが、映像授業型のオンライン塾を選べばスキマ時間での受講が可能なので、そもそも「欠席」の概念がありません。まるっと自分の都合に合わせられるのは大きなメリットです!

ただわが家の場合、「○曜日の何時から何時までは塾」と決まっていて、その時間に生身の先生と仲間が自分を待っているという強制力がはたらく双方向・集団の方が、ウチの子には合っていると感じています。

(意外と)一人ひとりを見てもらえる!

サービスによりますが、多くのオンライン塾で個別面談などの場が設けられています。質問にも丁寧に答えてもらえますし、実際に受けてみて、思ったよりもサポートは手厚いと感じました! (日常的に密なコミュニケーションが取れるリアル塾のサポート力にはどうしても敵わないのは前提として、です)

(双方向の場合)モチベーションが保ちやすい

前述した内容と被りますが…わが子が入っているオンライン塾の場合は集団・双方向で全員の顔が画面にずらずらっと並びます。この「集中せざるを得ない環境」は結構、いいです!

エヌ田

話聞かずにぼーっとしてたり、マンガを描いてたりしたらバレます笑

ただ、「当てられるのが苦痛」「みんなの前で失敗するのが怖い」など特に不安感が強い子は、個別指導型や映像授業型の方が合っているかもしれません。

保護者が感じたオンライン塾のデメリット

次女NG

一方、オンライン塾には、デメリットもあります。実際に利用するなかで私が感じたデメリットを、率直にお伝えしますね。

エヌ田

もちろん、こうしたデメリットを飲み込んだ上でも大きな価値を感じるので、利用しております

通っている中学校に合った定期テスト対策が受けられない

冒頭で力説した通り、福岡市の市立中学校の場合、学校によって定期テストの時期や内容がまちまち。オンライン塾だと通っている学校に合わせた「傾向と対策」が取れません。イコール、内申点を上げにくい。これはオンライン塾のデメリットだと痛切に感じています。

1、2年生なら深く考えなくても大丈夫!

とはいえ、ウチではこのデメリットは「まぁいいかぁ」で済ませています。というのも内申点のシステムは都道府県によってバラバラなのですが、福岡県の場合、公立高校の受験に大きく関わるのは中学3年生時点でのの内申点だから。中学1・2年生時の点数は参考にされる程度なので、今はまだ大丈夫だと割り切っています。

ただ都道府県によっては1年生時の内申点から公立高受験にガッツリ関わってくるので、自分の校区の状況に最適化されないという状況は、高校受験に関してはちょっと不利なのかなぁなどと思うわけです。

受講するための環境を整える必要がある

人によっては「どこで、どんなデバイスを使って受講するか問題」も、結構ハードルが高いです。

そもそもオンライン塾の受講に必要なものは…

  • 静かな場所
  • パソコンかタブレット(パソコン推奨)
  • (カメラ非搭載の場合)外付けカメラ
  • (マイク非搭載の場合)マイク搭載イヤフォン(ヘッドセットでも◎)

エヌ田

プリンターもあった方が便利です。なくてもいいけど

自分の個室&パソコンがある子なら特に問題ないと思いますが、わが家の子どもたちは1室を区切る形で共用しているため、お互いの声が丸聞こえなんですよね。なので、パソコンにマイクが搭載されていもののノイズキャンセリングとマイク機能を搭載したイヤフォンが必須です。

わが家で愛用しているマイク付きイヤフォンはこちら

余談ですがパソコンかタブレットかでいうと、圧倒的にパソコンがおすすめです。それもできればモニターが大きめのヤツ。なんだかんだ参照したりネット経由で提出物を出したりするために、別画面をしょっちゅう開くことになるからです。

わが家では私のメイン機・Macbook airを使わせていますが、授業の間は私がそのパソコンにさわれなくなることもネックだと感じています。

エヌ田

わざわざ子どものオンライン学習用にもう1台購入するのもねぇ…

モニターを見つめる時間が長くなり心配

保護者世代が子どものころよりも、デジタルデバイスを見つめる時間がずっと長い今の子どもたち。目の健康はシンプルに心配です。

エヌ田

近眼が進みやすいティーンが、近距離で発光する画面を見つめ続けるのってどうなの

ただでさえスマホやゲーム機をずっと見てるわが子に、これ以上目に良くないモノを使わせてもいいものか?というモヤモヤは常にあります

(子どもの目の健康が気になる方! お時間あれば、コンタクトレンズに関するこちらの記事もご覧ください)

システムトラブルなどが起こることも

たまにシステムトラブルやWifiの不調などが起こることも、オンラインならではのデメリットだと言えます。

ただ、わが家で利用している塾の場合そこまで頻繁ではありませんし、トラブルが起こることを想定した運営になっており、急に繋がらなくなった時の対応などが明確に定められているので、今のところ大きく困っているということはありません。

エヌ田

それを言うならリアルな塾でも突発的なトラブルがないとは言えないですしね…

料金は決して安くはない

「オンラインだと安い」というイメージがあると思いますが、実際はかなりまちまち。ウチ場合、下の子のオンライン塾代はリアル塾に通っていた上の子とぴったり同額です。

費用が心配

月々の支払額だけで見ると「このくらいならいっか」と思えても、さらにテキスト代・夏期講習代などがガンガン乗ってくるので、引き落とし額を見るたび「おぉ…」と声が出てしまいます。正直かなり痛いです。

エヌ田

映像授業型などだともっと安くつくようなので、実は今、転塾を検討しています

「ネットで塾」、本人の感想

続いて、オンライン塾を受講している中学生本人の感想をQA仕立てでお届けします。

ーーなぜオンライン塾に入ったのでしょうか?

下の子

塾に行けとうるさく言われるのがイヤだから仕方なく始めました。でもやってみたらオンライン塾、全然悪くないです

学校の人間関係と切り離された環境でラク

ーーなぜリアル塾はイヤで、オンライン塾なら受けてもいいと思えるのでしょう?

下の子

リアルに同じ教室に中途半端に知ってる子がいると気を遣うけど、オンラインだと同じ中学の子がいない個々人の交流もないから気楽です

下の子

リアルな塾に行ってたら、今日塾がある! と思うだけで、昼間から気持ちが重くなりそう…

ーーそうか! リアルな塾だと確かに人間関係が面倒くさそうだよねぇ

リアルな塾だと成績がモロバレしてしまう

ーー仲良しの子と同じ塾に行けば解決しますか?

下の子

周りの友達はみんなとても頭がいいから、同じ塾に行っても成績順のクラスだとどうせ私だけ下のクラスで一緒にはなれないし…

ーー 確かに成績が可視化される塾だと、居心地悪いよね。それをバネにがんばれるタイプならいいけれど、みんながみんなそうではないからね…

突発的なトラブルも笑

ーーオンライン塾に入っていて楽しいことや、おもしろみはありますか?

下の子

それはないかな。別にイヤではないけどすごく楽しい!ってわけでもない

下の子

あ、でも一度先生がマイクを切り忘れたまま、それ、生徒に聞かせちゃう!? ってことを言っているのが聞こえたことがある。みんなザワザワしておもしろかった

そういうおもしろみじゃなくて…。でも面白い。笑

「ネットで塾」、保護者の感想

保護者である私の感想は、メリット・デメリットとして挙げた項目がほぼ全てです。

「いい!」と思う点と、「気になるけど妥協できる範囲」という点があるなかで、総じて、受ける価値アリ! と感じているというところでしょうか。

エヌ田

何より、本人が「オンライン塾ならイヤじゃない」と受け入れているのでよかったです

成績面での効果は「上々」

ウチの場合、オンライン塾を受講したからといって「目覚ましく点数が上がった」ということもないのですが、心配していたような低迷はなく、合計点で見ると平均より上の位置をキープできています。保護者としては、これならまずまず、いいのでは? と安心しています。

エヌ田

ウチのハードルが低くてすみません

今は学校と塾以外の自学を一切していない状態なので、学年が上がって危機感が生まれたら成績ももう少し上がるかも? と淡い期待も抱いています。

エヌ田

学ぶ楽しさをもう少し感じてくれればと思っていますが、親が言っても聞きゃしないからなぁ

「ネットで塾」まとめると…!

最後に、「オンライン塾の特徴」や、「実際に利用してみた感想」について、もう一度振り返ってみると…

<いいところ>

  • 通塾時間・距離がゼロ
  • 暗い夜道も荒天でも心配無用
  • 感染症などを移す心配なく出席できる
  • 欠席した際の授業動画をあとで視聴できる
  • (意外と)一人ひとりを見てもらえる!
  • (双方向の場合)モチベーションが保ちやす

<短所>

  • 通っている中学校に合った定期テスト対策が受けられない
  • 受講するための環境を整える必要がある
  • モニターを見つめる時間が長くなり心配
  • システムトラブルなどが起こることも
  • 料金は決して安くはない

エヌ田

本人的も、神経をすり減らすような人間関係もなく周囲に成績がバレることもないオンライン塾は性に合っているようです!

「リアルな塾よりもオンラインの方がいいかどうか」や、「オンライン塾でも集団が向いているかどうか」は本人の性格や家庭環境による部分が大きいものです。ここでお伝えしたわが家のケースが全員に当てはまるわけではないと思いますが、それぞれのお子さんに合った学習法やいい教育サービスが見つかりますように!